野球のスポーツ外傷・障害

やしま接骨院です!

 

甲子園終わってしまいましたねー‼︎

良い夏でした⚾️

星稜の奥川くんと履正社の井上くんの戦いは

楽しく勝負してるのが伝わってきて

観てる私も楽しませてもらいました!

 

次のステージでも熱い戦いを繰り広げてくれる2人だと思います

そして、高校球児のみなさん!お疲れ様でした!

 

今日は

今話題の球数制限のお話!

…ではなく

球数よりも「球」の話をしていこうと思います🌞

 

 

  • 野球のスポーツ外傷・障害

 

まず野球ボールの重さはみなさんご存知ですか?

軟式ボールJ号(小学生用)

126.2〜129.8g

軟式ボールM号(中学生〜大人用)

136.2〜139.8g

硬式ボール(全世代統一)

141.7〜148.8g

 

リトルシニアに入らず

野球を続けていく流れだと

最大値では約10グラムずつ増えていくのがわかるかと思います。

 

ちなみに140g程度を例えると単1電池やチンゲン菜(1株)を投げるのと同じくらいですね。

チンゲン菜…

 

重さが変わる転向期は

一般的に多いのが 小学校→中学校、中学校→高校 です。

 

たった10gと思われがちですが

この変化はかなり大きく

転向期のスポーツ外傷・スポーツ障害のリスクが高まります。

 

 

  • ボール負荷とオーバーユース

 

成長期+10g+練習量UP(進学に伴う)

 

一球一球は大したことなくとも

未発達な柔らかい軟骨に

小さな誤差とオーバーユース(使い過ぎ)により

スポーツ外傷・スポーツ障害のリスクが増加します。

 

重さの誤差の修正は一朝一夕ではできないため

パフォーマンスは勿論下がります。

慣れるために量は必要ですが

転向期は 量の増やしすぎ と オーバーユース は避けましょう。

 

硬式ボール転向期は更に負荷が増えます。

軟式ボールは重さの個体差(※1)が3.6gに対して

硬式ボールは7.1g

※1 製造上一球一球全く同じではありません。

 

軟式ボールは湿度や水分の影響を受けませんが

硬式ボールは馬皮あるいは牛皮と糸なので

湿度と水分の影響を受け、重たくなりやすいです。

 

経験者としては硬式ボールは「メーカー差」もありました。

それ故に硬式ボールの個体差は7.1g以上あるのではないかと推定します。

それだけ個体差があるボールを

コントロールするわけですから負荷も増えてきます。

 

球児や指導者たちには「なんとなく重たくなる」で終わらず

転向期の外傷・障害リスクを理解した上で

練習の取り組み方を変えたり

セルフケアを怠らないように努めましょう。

 

 

  • 投球時の痛み

投球時には色々なフレーズで痛くなるケースがあります。

 

・テイクバック時

・ボールを引き上げるコックアップ時

・肩が最大外旋に入るアクセル期

・リリース時

・フォロースルー直後

・変化球時

 

など

どのタイミングで痛くなるかで損傷部位は異なりますし

アプローチする場所や方法も変わります。

 

 

当院は細かく問診、分析し

パフォーマンスを早期改善いたします。

野球障害、野球のお悩みもお気軽にご相談ください!

 

 

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